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保育士の資格ってどこで働けるの!?保育園以外の就職先

保育士の労働環境の改善については全国的に問題となっています。
保育園の勤務の過酷さや給与の低さが問題になっており、保育士をやめて潜在保育士となる方が多い中で働く場所を変えている保育士も多くいます。

転職サイトでも企業内保育や病院内保育、放課後デイサービスの求人案件が増えていますし、保育士の経験を積むという意味でも一度検討してみても良いかもしれません。

保育士や幼稚園教諭の資格や経験を活かせる場所は意外と多く、求人サイトを見ると保育園以外にも児童発達支援センター、託児所、母子生活支援施設、体操指導の先生等の案件も確認することができました。

今回は、保育士の資格を持っていることで働ける保育園以外の就職先を紹介します。

企業内保育

企業の新しい福利厚生として生まれた企業内保育。
保育園ではあるのですが、従業員のために生まれたこの施設は、場所によっては企業の従業員の一員となりますので、給与や福利厚生、賞与などが保育園よりも恵まれているケースがあります。

勤務時間は企業によって設定されているので、調べてみてください。土日祝が休みの会社では、しっかり土日祝でお休みできます。

保育ママ(家庭的保育事業)

自治体により実施されているかどうか分かれる保育ママ。
保育ママとは、仕事などで保育できない事情がある家庭の子供を自宅などで保育します。

預かる子供は2~3人、保育補助がいれば5人まで預かれます。
少人数保育で、自治体に認可され補助金などの支援がもらえる個人事業主という働き方です。

保育園と違い、きめ細やかな保育ができ、温かい雰囲気で保育ができるメリットがあります。

母子生活支援施設

離婚などにより子どもの養育がむずかしくなった親子が入居できる施設です。
DVなどの問題からの一次退避の場所にもなっています。

様々な事情の家庭が入居されている相談などを行いながら支え、自立を支援します。
保育園に入園できない子供を施設内の保育所で預かり、保育園に通っている子供も時間外で預かったりします。

保育士という肩書ではなく母子指導員という肩書になりますが保育の形態がかわるようなことはありません。
夜勤などがある場所もありますので、働く前に確認してみましょう。

商業施設

大型の商業施設で、一時的に保育ルームを行う託児ルームなどがこれに当たります。
イベントなどが起こる場合などは2~3人、派遣されるパターンが多いようです。
こちらは、保育ルームを部屋を借りて行う場合と、部屋がもともとあり、イベント時の増員の場合と2パターンあるようです。

また、テーマパークや遊園地ではベビーセンターを設置しているところも多く、迷子の子供を預かったり、一時的に保育を行ったりします。

ベビーシッター

託児ルームや異自宅など保育関連の施設で働くことが基本的な働き方になります。
保育だけでなく、子どもの教育や病気などに関わることも多いです。

病児保育や障害児専門保育専門のベビーシッターとして働くなど専門性の高さが求められる、専門のベビーシッターもいますが保育士や看護師の免許を取得する場合が多いようです。

学童保育指導員

学童保育とは、留守の家庭の小学校低学年の子どもたちのお世話をする保育です。
保育資格が必須ではありませんが、保育士資格保持者を優遇する傾向にあります。

2015年からは児童福祉法が改正され、小学校の子どもたち全員が学童に通う対象者となっています。
学童保育は、小学校内にあるパターンと学校の外にあるパターンがあります。
NPO等が運営する団体もあり、子供と一緒に遊んだり、宿題を見てあげることもあるでしょう。