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悩めるママを助ける育児セラピスト

子を持つママのほとんどが子育てについて悩んでいます。
そんなママの悩みを解決する「育児セラピスト」をご存じですか?
幼児関連の職業の方はもちろん、これから子を育てる方、子育て中の方、に是非知ってほしい「育児セラピスト」をご紹介します。

育児の専門家「育児セラピスト」

育児セラピストとは、子どもを育てるために必要な知識を持った「育児の専門家」です。
日々の育児で悩めるママやパパを育児の専門家がサポートする目的で作られました。

育児セラピストになるためには、一般社団法人日本アタッチメント育児協会が主催する講座を受講することで資格を取得することができます。

育児セラピストは、保育士や看護師、保健師、子育て支援を行っている方など子どもに携わる職種の方のキャリアップに活かせます。
また、資格を取得したママが自宅や児童館などで講座を開講したりと、活躍の場がたくさんあります。

育児セラピストになるために

育児セラピストの資格には、育児セラピスト2級(前期課程)・1級(後期課程)、シニアマスターがあります。

前期は6時間、後期は2日間の計3日間のカリキュラムで、「レクチャー(講義)」と「ワークショップ」で構成されており、講座修了後に認定試験で合格することで資格取得となります。
シニアマスターは、育児セラピスト後期課程を修了した1級保有者対象で、さらに2日間の講座を受講します。

■育児セラピスト2級 (前期課程)
~「育児の基礎」を学ぶ~

心理学のアタッチメント(愛着関係)倫理を軸とした、0~6歳までの発達心理学を学びます。そして、ベビーマッサージなど日常でのアタッチメントを育む具体的な方法、心理セラピーの基礎を身につけます。
また、6時間の講座とは異なる2日間の各種インストラクター養成講座を受講することで、同時に育児セラピスト2級を修了することができます。

■育児セラピスト1級(後期課程)
~「育児の専門家」になる~

前期課程での基礎をさらに細かく学びます。「育児の専門家」として必要な幅広い知識にくわえ、社会学・医学・心理学の分野、カウンセリングや対人援助スキルも学びます。
専門的知識とそれを「伝えるスキル」を身につけます。

■育児セラピストシニアマスター
~育児セラピスト 最終章~

知識・スキルをさらに深め、より専門的に学ぶ「深掘り講座」と「横展開講座」で、様々なメソッドを多様に身に付けます。そして、トレーナーとして「教える」ことを学び、これまで習得した知識とスキルを講習などで人々に教え、伝え、育成することを学びます。

取得までの費用

まずは基礎である育児セラピスト2級講座を受講し資格を取得することで次の資格を取得することができます。

■育児セラピスト2級講座  ¥40,000
 認定試験料        ¥10,000
        
■育児セラピスト1級講座  ¥90,000
 認定試験料        ¥10,000 

■育児セラピスト養成講座  ¥150,000
 認定試験料        ¥10,000

※いずれも税抜表示

資格を持っていなくても「アタッチメント」を学べる入門講座もあります。
レクチャーとワークショップから構成された2日間の短期集中講座で、同時に育児セラピスト2級を取得することができます。

■アタッチメント・ベビーマッサージインストラクター養成講座
アタッチメント(愛着関係)を重要視した発達心理学を学びます。

■アタッチメント・食育インストラクター養成講座
「心理学×栄養学×歯学」をコンセプトとした食育に関する知識を学びます。
保育士や看護師、歯科衛生士などの職業の方にもおすすめの講座です。

■アタッチメントヨガ(forマタニティ&ベビー)インストラクター養成講座
心理学とヨガをもとに、カウンセリングスキルや教室運営の知識を学びます。

■あそび発達インストラクター養成講座
知能・情緒・運動の発達をバランスよく取り入れた「発達あそび」を学びます。

幼児教育に携わる方だけでなく、ママにもおすすめな資格

育児セラピストは、幼児関連のお仕事をされている方のほか、育児をしているママを助けてくれる資格です。子育てで悩んでいる方は特に知識を身に付けることで今以上に穏やかな気持ちで接することができるかもしれません。
子どもにとっても嬉しいですよね。